マグネット式負荷装置(V270)
フルード式負荷装置(VFS)
マグネット式負荷装置 (Eddy Current System)
タイヤドライブ式トレーナーにおける負荷装置の種類は,開発されてきた順番から挙げて,大きく分けて「ファン式」「マグネット式」「フルード式」の3つに分けられる(他にもあるがごく少数)。
ファン式は,タイヤがローラーに接続された風車を回し,その空気抵抗で負荷を得る方式。
長所として,速度に応じて加速度的に負荷が上がっていく理想的なパワーカーブを描くことができるが,欠点として非常に風切り音がうるさく,また負荷調整ができないことがある。
マグネット式は,相向き合う磁石同士の間に流れている磁束をアルミのような非鉄金属により切断してやる時の粘りを負荷にする方式。
長所としては負荷調整が容易にできることだが,欠点としては直線的にしか負荷が上昇していかないことや,放熱のため排気の開口部が必要という構造のため騒音面でやや不利という点がある(しかしこの騒音問題は既に技術的に解決している)。
フルード式は,密閉容器内に封入した液体中でローラーにつながった羽根車を回し,その流体抵抗で負荷を得る方式。
長所としては駆動源が密閉空間内にあるため非常に静かにしやすいことや,速度に応じて2次曲線的にパワーを上昇させることが可能な方式であること,欠点としてはわずかな隙間からも液体が漏れてくることや,負荷調整が難しく事実上不可能という点がある。
ミノウラはこのマグネット式負荷装置を世界で始めて開発し実用化したメーカーであり,他社はすべて当社の機構的コピーに過ぎない。