フライホイールの機能

フライホイールに求められる機能

なめらかな回転のために

  • フライホイールは和名を「はずみ車」というように,回転物の回転差(ふらつき)を小さくし,なめらかに安定して淀みなく回るように取り付けられる部品です。基本的にフライホイールは重ければ重いほど回転をなめらかにしてくれます。
  • 軽すぎるフライホイールはその機能を果たさず,トレーナーにおいては踏み込み時とその次の踏み込み時までのレスト部分とのパワー差を吸収することができず,ぎくしゃくした回転にしかなりません。
  • 逆に重すぎると,踏み出しに異常なほど強いパワーが必要になったり,いったん回り始めると慣性によりなかなか止まってくれなくなります。いずれも膝に対していい影響は与えてくれませんし,タイヤを必要以上に摩耗させてしまう要因ともなります。
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  • なおフライホイールの重さの違いは,踏み出し時(加速中)においてのみ影響を与えるだけのものです。
  • 重い方が踏み出しが重く感じられますが,いったん一定速度に落ち着いてしまうともはやフライホイールの重さは乗り味に何の影響も及ぼしません。そこにあるのは単に負荷装置が発生する抵抗力のみです。

v270-flywheel_back.jpgV270/ツインのフライホイール

Vシリーズのフライホイールの特長

  • ツインを含むVシリーズのフライホイールは,縁が厚く,中心部が薄い断面形状としています。単なる鉄製の円盤というわけではありません。
  • これにより重量は外周部に集中することになり,いったん回り始めると実重量よりも重いフライホイールを回すのと同じ効果を得ることができます。
  • V270およびツインにはシリーズ中もっとも重い2.7kg型フライホイールを装備していますが,これは実重量が2.0kgなのに対し,回転時には2.7kg相当のフライホイールとして機能するものとなっています。
  • この「2.7kg」という数字は,運搬性に影響する実重量,乗り味に影響する仮想重量,そして製造コストとのベストバランスな重さです。単純に「重ければ重いほどいい」と信じ込んでいる某アメリカ製トレーナーとは,その設計思想がまったく異なります。
  • Vシリーズのフライホイール内側には階段状の段差形状(特許出願中)が彫り込んであります。
  • マグネット式負荷装置であるVシリーズは基本的に,磁石と鉄製フライホイールとの間隔を調整することにより負荷をコントロールします。お互いに近づけば近づくほど磁束が増えるため負荷力は上昇します。また間隔が同じであれば,磁石に相対するフライホイールの面積を増やしたり減らしたりすることで負荷力をコントロールすることもできます。
  • さらに,多段階ある負荷レンジはできるだけ均等なパワー差であることが,トレーニングにおいては目標となる負荷力を得やすくするために必要なことです。
  • 他社のトレーナーはこれができていないため,あるところでは負荷レンジを変更してもまったく変化が感じられなかったり,またあるところでは逆に1段階変えただけで急激に変化してしまうという使いにくさを残してしまっています。
  • Vシリーズではこの両方を同時に行なうべくフライホイールに不等ピッチの段差形状を設けたのが特徴です。
  • これを当社では「アドバンスト・マグターボ・テクノロジー」と呼んでいます。

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