Minoura Japan – NW-200

NW-200 スポークレンチ 生産終了

精密鋳造ステンレス製のニップル回し

スポークレンチ(ニップルレンチ,ニップル回しなどとも呼びます)は,リムに接続しているスポークのニップルを回すことでスポークのテンション調整を行なうためのツールです。

スポークには番手と呼ばれるサイズがあり,一般的には13番手(13G=2.3mm),14番手(14G=2.0mm),15番手(15G=1.8mm)のものが使用されています。直径の太いスポーク(数字の小さいもの)ほど太いニップルが使用されています。
NW-200はこのうち最も多く使用されている14Gと15Gの2サイズに合わせたレンチを1つのボディに組み込んでいます。

ボディはロストワックス製法と呼ばれる精密鋳造でできており,レンチ部の寸法精度を確保しています。
指で回転させる部分には滑り止め加工が施され,回しやすく指に負担のかかりにくい形状としています。

nw200_blank.jpgNW-200

ニップルのサイズ

規格があってないようなニップル

14Gスポークには一般的に3.4mmサイズが,15Gスポークには3.3mmサイズのレンチが適合することになっていますが,ニップルはメーカーごとに微妙にサイズが異なっています。たとえばスイスのDTやアメリカのWheel Smithなどはこれらよりも細い3.2mmが適合しますし,14Gでも15Gでも同一サイズのニップルを使用しているメーカーも多くあります。
つまり一概に「この番手にはこのサイズのレンチ」とは言えず,ニップルの現物に最もフィットするニップルレンチを使用することしかできないのが実情なのです。

ニップルの材質

ステンレス,真鍮,アルミなどがある

ニップルはいわばナットなので,孔の内側にネジが切られています。そのためネジ加工がしやすく,摩耗やへたりの少ない材質でできている必要があります。
耐久性(防錆力)が必要なホイールにはステンレスが,軽量さが必要なスポーツ車用には軽いアルミ製ニップルが使用されます。真鍮はその中間の性質を持ちます。

ニップルは細く四隅が丸く削られた四角断面の部品なので,レンチがニップルとぴったり同じサイズでないと,レンチを回したときにニップルが回ってくれず角を潰してしまうことがあります。これを「ニップルをなめる」といい,いったんなめてしまったニップルはレンチの当たる部分が丸く削られてしまっているため,そう簡単には回せなくなってしまいます。
もちろん材質が軟らかいものほどなめやすく,その強度はステンレス>真鍮>アルミの順になります。

注意・制限事項

注意していただきたいこと

  • NW-200はステンレスと真鍮ニップル専用です。アルミニップルには適していません。
  • 星形断面など異形のニップル(Mavicなど)には使用できません。専用レンチをお使いください。
  • レンチをニップルに差し込んだとき,軽くレンチを捻ってみてがたつきがないことを確認してから使用してください。がたつきがある場合にはそのサイズのレンチは使用せず,もう1サイズ狭いレンチで試してみてください。
  • 必ずレンチのいちばん奥までニップルを差し込んでから回してください。レンチの外側は正規の寸法が出ていない場合があります。
  • ニップルは原則的に締め込む方向にだけ使用してください。ニップルを緩めながら行なう調整は正しい結果を生みません。
  • ホイールは安全上の最重要部品のひとつです。作業に自信のない方や不十分なスキルしか持ち合わせていない方は自分で行なうのではなく,専門店に任せることも必要です。
  • 振れ取り作業は個人の責任において行なうものであり,その結果については弊社は一切その責任を負いかねます。
  • ハブ部でニップルを締め付けるタイプのホイールには使えません。

スペック

  • 製品コード 441-2100-00
  • ニップルサイズ 3.2mm/3.4mm
  • 寸法 縦45 x 横40 x 厚さ9mm
  • カラー シルバー
  • 材質 ステンレス
  • 重量 18g
  • 希望小売価格 1,344円(税込み)