Minoura Japan – P-600AL

P-600AL クローゼットサイクリスト

自立式縦吊り型自転車展示台

吊り下げることで最小のスペースで自転車を収容可能

自転車を横向きに保管するには,およそ1.7mの幅のスペースが必要になります。しかし玄関やベランダなどではこれだけのスペースを確保することができない場合があります。
このとき自転車を横向きに置くのではなく縦向きに吊り下げれば,ハンドル幅プラスアルファ程度という非常にコンパクトなスペースで自転車を収容することができます。
P-600ALは支柱の両側に吊り下げ用のフックを持ち,最大2台までの自転車を吊り下げて保管しておくためのスタンドです。

支柱について

P-600ALは,ペアスタンドと同じ自立式スタンドに,バイクピットの縦吊り用フックを装備した省スペース型自転車収納台です。
バイクピットは天井と床との間の突っ張りポール式のため天井の高さや角度に制限(3.1mまでで水平なこと)がありますが,P-600ALは自立式のため,平坦な床であれば制限なしにどこにでも設置できます。

壁際に寄せて設置した際にできるだけ飛び出さないように,脚はK字型にデザインされています。
また構造上,支柱よりも後方に車輪が来るため,後方への転倒防止のため支柱背面にはL字型の補助脚も増設されています。

p600al_blank.jpgP-600AL
BikePit2_upper-hook.jpgBikePit2_lower-hook.jpg
p600_bike.jpgp600_dimensions.jpg

自立式スタンド

設置自由な自立型

バイクピットは天井と床との突っ張りポール式のため足元はすっきりさせられますが,天井の高さた傾きに制限があったり(最大3.1mまでで平坦なこと),移動させるたびに支柱の長さの微調整を行なわなければならなかったりと,多少面倒なことは避けられません。
その点,自立式のP-600ALは床が水平でさえあれば,どこにでも簡単に設置や移動ができるというメリットがあります。

K字型の脚デザインにより,ペアスタンドを壁際にぴったり寄せて設置することもできます。手狭になりやすい玄関への設置には特に便利です。
P-600ALはP-500ALとは異なり,後方への転倒防止用にL字型の補助脚が支柱背面に取り付けられています。

省スペース

縦吊りによるメリット

バイクタワーやP-500ALでは自転車を横向きにした状態で保持するため,少なくとも自転車の全長分の幅のスペースが必要になります。しかし家具の隙間や部屋の片隅あるいはベランダなどに保管しようとすると,それだけの幅が確保できない場合が多くあります。
P-600ALは前輪をフックから吊り下げる形で保持しますので,必要なスペースはハンドル幅プラスアルファ程度の隙間x自転車の全高分の奥行きだけと,とてもコンパクトに収まります。

ホイールの1点だけで吊り下げることでホイールが歪んだりしてしまわないかと危惧されている方もいらっしゃいますが,100kgを超える体重を支え,さらに走行中の路面からの鋭い突き上げをも吸収できるように設計されているホイールが,わずか10kg前後の車重を支えられないはずはありません。安心してご使用ください。

新型ステンレスバンド (ver.1.1)

ナット分離式から一体式に変更

改良型P-600AL(Ver.1.1)ではステンレスバンドが形状変更されました。

従来はステンレスバンドと内蔵の四角ナットとが別体だったため,装着時にうっかり四角ナットを落としてしまい紛失させてしまったり,外してしまった四角ナットを再挿入する際に方向を間違えてボルトが正しくねじ込めなくなったり(四角ナットは正方形ではなくわずかに長方形のため)していましたが,新型バンドではナットとバンドは一体化されているので装着が非常に簡単になりました。

新型ステンレスバンドには2種類のサイズがありますが(40mmと45mm),P-600ALでは45mmの方のみを使用しています。
バンドサイズの識別はバンド表面に打ってある刻印で行ないます。45mmには「45」という刻印があります。

ボルト締め付けトルク

M6ボルトは5.2N.mで締め付けます

ステンレスバンドを固定するM6ボルトの推奨締め付けトルクは5.2 N.mです。

できればトルクレンチを用いて正しい力で締め付けていただきたいのですが,もしなければ,付属の5mm六角レンチ(長さ75mm)の端に7.1kgの力を加えると,およそ5.2N.mのトルクで締め付けることができます。

それよりも強い力で締め込むとバンドが破断してしまう恐れがありますので,規定トルクを守って行なってください。

小径車での使用について New

現時点では小径車の使用は推奨していません

小径車では後輪ステーがハブやリアディレーラに当たってしまい,うまく取り付けられないケースが多く見られます。これは特に支柱の左側に吊り下げる場合に顕著です。そのため本商品を小径車でご使用することはお勧めしていません。
もし使用する場合はご自身で後輪ステーを曲げ直す必要があります。
弊社からは小径車用に加工した後輪ステーの供給は現在行なっておりません。

スペック

製品コード
421-1270-00
支柱高さ
1,860mm
支柱直径
45mm
K脚寸法
W 610 x D 560 mm(補助脚130mmを含む)
フック間隔
350mm
対応ホイール径
24インチ以上(小径車は非推奨)
耐荷重制限
フック1本あたり20kgまで
カラー
チタンカラーアルマイト
材質
アルミ
重量
5.5kg
希望小売価格
14,070円(税込み)

注意・制限事項

注意していただきたいこと

  • P-600ALには左右1台ずつの計2台までしか収納できません。前面だけの1台搭載は可能ですが,背面への追加はバランス上不可能です。
  • 片側だけにしか自転車を装着していない場合はスタンド自体のバランスが大きく偏ってしまっていますので,側方への転倒に注意してください。そのため電動アシスト車やDHバイクなどの重い自転車をP-600ALに収納するのは避けてください。
  • 後輪保持ステーを使用しないと,重心の関係で自転車は斜め後方に傾いてしまいます。ステーを正しくセットしてできる限り垂直に近い姿勢に調整することを勧めます。
  • P-600ALの高さは1.86mですので,それを超える長さの自転車は収容できません。
  • New 小径車で使用すると後輪ステーがリアハブやリアディレーラに当たってしまう場合があります。ご自身で後輪ステーを曲げるなどしてお使いください。

オプション

ステンレスバスケット
小物やシューズを入れておけるワイヤーバスケットDoticon_grn_Right.png
メッシュバスケット
小物を入れておくメッシュバスケット(生産終了)Doticon_grn_Right.png
ヘルメットホルダ
ヘルメットを掛けておくためのステー(生産終了)Doticon_grn_Right.png
シューズホルダ
サイクルシューズを1足分保持するためのステーDoticon_grn_Right.png
ホイールホルダ
2本一組のホイールを展示するためのステーDoticon_grn_Right.png

仕様変更履歴

ステンレスバンドの形状変更(Ver.1→1.1)
ナット分離式バンドからナット直付け式バンド(45mm)に変更

データダウンロード

  • 専用ページへジャンプ Doticon_grn_Right.png
  • ステンレスバンド注意事項(PDF 158KB)Doticon_grn_Down.gif

ホイールへの影響

ホイールを吊り下げることで悪影響はありませんか?

特に高価なカーボンホイールを装着されている方を中心に,ホイールをフックで吊り下げることでホイールにストレスがかかり破損してしまわないかと心配される方がいますが,杞憂です。
自転車のホイールは100kgを超える体重のライダーを支え,さらに路面からの突き上げショックにも耐えられるようにできています。たかだか数キロ〜十数キロ程度の重さの自転車を支えることくらい,まったく問題ありません。
ただしフックに掛ける際にバルブに衝撃を与えないようにすることは注意しなければなりません。

後輪フックのセット位置

後輪フックはどこに掛ければいいのですか?

L自転車はその部品配置上,下半分にかなりの重量物が固まっています。そのためそのまま自転車を吊り下げると勝手にバランスを取ろうとして,後輪が後方に移動してしまい垂直にはなりません。
この後輪を手前に引っ張って自転車を垂直にするのが後輪フックの役目です。

フックはできるだけ後輪のいちばん飛び出た部分を引っかけるようにします。斜めになった部分にフックを掛けてもすぐにずれてしまいます。またフックには長さ調整機構はありません。
後輪の中央をフックしたときに自転車が垂直になるよう,フックを取り付けるステンレスバンドの高さを調整して決めてください。

後輪フックは自転車の掛け下ろしにともない常に開いたり閉じたりするものですから,ステンレスバンドを強く締め込んでフックを固定しようとする必要はありません。持ち上げたときに自重で下りてこなければそれで結構です。

バンドには何か挟むべきか

支柱への傷付き防止のためステンレスバンドとの間に何か挟みたいのですが

弊社のステンレスバンドは,支柱にぴったりと密着することによってしっかりと締まるようにできています。
そのため軟質素材のもの(たとえば塩ビやウレタン製のシートなど)以外のものをステンレスバンドと支柱との間にはさむと,荷重をかけたときにクレードルがずり落ちてくる原因となりますのでやめてください。

ステンレスバンドの高さを変えるときには,十分にバンドを緩め,支柱との隙間を作ってから移動させてください。
支柱にはクリア被膜が付いていますので,バンドをこじりながら動かすとギザギザの跡が付いてしまいます。

P-500ALへの改造

P-600ALのフックを交換してP-500ALに改造することはできますか?

はい,可能です。
P-600ALの方が支柱が長いので,わずかながらP-500ALよりも上下の間隔を広げることはできます。
後方への転倒防止のための支柱背後の補助脚は,P-500ALのスタイルで使う限り取り外しても構いません。

ステンレスバンド装着時の注意点

バイクタワー5やP-500ALなどに使用されている,40mmおよび45mm用のステンレスバンドを支柱に装着するにあたり,以下の点に注意してください。
これらを無視するとステンレスバンドやボルトを破損させてしまうことになります。

注意点1:ボルトとナットの角度関係について

ボルト斜めねじ込み.jpg斜めにねじ込まないように注意してください
ボルトとナットをスムースに最後までねじ込むにはボルトがナットに対して正対していることが必要ですが,例外的に,ある特定の角度でボルトがナットのネジ孔に入っていってしまうことがあります。これはネジの構造上避けられない現象です。
ボルトが0.5〜1回転ほどねじ込まれたあたりで,いったんネジが噛み付いて止まってしまい,それ以上は固くてねじ込めなくなる部分があります。これをネジ山の不具合だと思わないでください。またこの時点から工具を使って無理にボルトをねじ込まないでください。工具を使うのは最後の一締めの時だけです。


注意点2:誤ったバンド形状

バンド異常.jpgバンドは歪んでいる場合があります
ステンレスバンドはあらかじめ工場にて支柱と同じ直径のパイプに巻き付けられ,その形状を矯正してありますが,輸送中の衝撃などで歪んでしまっている場合があります。
バンドが正しい形状を保っているかどうかを確認するため,いきなり取り付けるのではなく,装着前には仮組みを行なうようにしてください。
歪んでしまっているバンドは,両端を合わせたときに片側に隙間ができています。このままでは正しく装着できなくなりますので,バンドを取り外し形状を修正する必要があります。


注意点3:正しいバンド形状

バンド正常.jpgバンド端がぴったり重なるようにします
正しい形状のバンドは,支柱に巻き付けたときにバンド端がぴったりと隙間なく重なります。これはバンド単体で確認したのでは分かりませんから,必ず支柱に巻き付けた状態で確認します。
ボルトは支柱の中心を正しく狙って,ナットと直角になるようにします。


注意点4:ボルトは押し付けない

ブラケット装着.jpgボルトを押し付けるとバンドが曲がってしまいます
樹脂ブラケットを被せるときは,支柱にぴったりと押し付けてブラケット内でバンド端を揃えるようにします。
またボルトは押し付けながらねじ込まないでください。ボルトの先端によりバンド端が曲がり,せっかく正しく修正したナットの角度が狂ってしまいます。
ボルトは軽く回して,先端でナットのネジ山を拾うようにしてください。完全にボルトがナットにかかったことを確認してから(3回転以上ねじ込まれてから)締め込んでいってください。
六角レンチで締め込むのは,ボルトのネジ山が完全に隠れ,これ以上指で回せなくなった時からです。最初からレンチを使用しようとしないでください。