Minoura Japan – LH-50 Besso

LH-50 Besso(ベッソ)

サスペンションフォーク用ライトホルダ

ライトは必要だがハンドルバー上にはどうしても取り付けたくなくて,しかもサスペンションフォークを装着している場合は,フォークのボトムケースにライト装着用の台座を設けることができます。

ステンレスバンドはBesso専用のタイプで,最大直径38mmまで対応しますので,大半のサスペンションフォークに対応しています。

前輪アクスルのナットと交換して直付けするタイプとは異なり,万一走行中に縁石などにステーを当ててしまっても,アクスルが曲がってしまったりハンドルを取られて転倒してしまう危険性や,走行中の振動により知らない間にアクスルが緩んでしまうことがありません。

本体はガラス繊維で補強されたナイロン製で,直射日光や風雨に耐久性のある材質です。
ステーは直径22mmとしており,ハンドルバー装着用のライトであればどのモデルでも取り付けることができます。

Besso_2.jpgLH-50 Besso
144.jpglh50_fork.jpg

ボトムケース装着型の利点

Bessoを使用することのメリットは,ハンドル周りがすっきりするということ以外に,ハンドルバーからよりも前輪アクスル付近からの方が地面までの距離が短くなるため,同じ光度のライトでも実質的な明るさが増すというメリットがあります。これは「光の明るさは距離の二乗に反比例する」という特性があるからです。

デメリットとしては,光源が低い位置にあるため路上にある障害物の影が長く出てしまうことがありますが,障害物が発見しやすくなるというメリットにもなります。また配光パターンによっては照射エリアが狭くなります。

対応できる前フォークの形状

ステンレスバンドの固定が甘いと走行中に取り付けが緩み,回転する車輪に巻き込まれ前転事故につながる恐れがあります。そのため,先細りになっていたり断面が極端な扁平あるいは角断面など異形形状の前フォークにはBessoを取り付けないでください。

さらに,万一脱落した際にスポークに巻き込まれやすいフォーク上部ではなく,できるだけハブ軸に近い下部に装着してください。これはライトの大きさよりもスポーク間隔が狭い場所であれば,巻き込まれる前にはじかれることで事故を防止できるためです。

上記の理由により,Bessoは事実上真円断面の正立式サスペンションフォーク専用となっています。

ボルト締め付けトルク

M5ボルトは3N.mで締め付けます

ステンレスバンドを固定するM5ボルトの推奨締め付けトルクは3N.mです。

できればトルクレンチを用いて正しい力で締め付けていただきたいのですが,もしなければ,付属の3mm六角レンチ(長さ60mm)の端に5.1kgの力を加えると,およそ3N.mのトルクで締め付けることができます。

それよりも強い力で締め込むとバンドが破断してしまう恐れがありますので,規定トルクを守って行なってください。

スペック

製品コード
339-2000-00
カラー
ブラック
バー部サイズ
D 22 x L 30 mm
材質
ナイロン
重量
38g
希望小売価格
1,000円(税込み)

注意・制限事項

注意していただきたいこと

  • 走行中あるいは取り回し中にBessoに衝撃を与えないでください。できるかぎり縁石とは反対側になる右側への装着を勧めます。
  • 倒立式サスペンションフォークのインナーチューブには絶対に装着しないでください。
  • 構造上,いっさいのバンドの緩みは危険です。必ず使用開始の前にはバンドの増し締めを行なってください。
  • 樹脂成形の制約上,バー部分は平行ではなくややテーパー形状になっています。そのためできりだけ内側(車輪側)にライトを装着するようにしてください。

ステンレスバンドの装着のコツ

バンドにうまくボルトを通せないのですが

Bessoのステンレスバンドは専用モデルで,さまざまな直径のサスペンションフォークに適合するよう,4ヶ所にボルトを通す孔があけてあります。
標準状態では直径30〜35mmのフォークに対応する位置で組み立ててありますが,メーカーによってさまざまに太さの異なるフォークでは,別のバンドの孔を選択しなければならないケースもあります。

バンドを分解したら,まずバンドをできる限り平らに延ばします。
そのままバンドを丸めて希望の孔とナットとを合わせたら,そこにボルトを仮止めします。これでバンドはずれなくなります。
この時点で,ナットの両脇に沿ってバンドを直角に曲げ,ボルトを抜いてもずれないように位置決めをします。この状態でフォークに巻きつけ樹脂ブラケットに挿入していただければ,ボルトは素直にナットのネジ孔を拾ってくれます。是非お試しください。

ボルトがねじ込めない

少しねじ込んだところでボルトが止まってしまいます。不良ですか?

ボルトとナットの一般的な構造的常識として,およそ10度の角度でボルトをナットに対して斜めにねじ込むと,少し入っていってしまうことがあります。
およそ1/2回転ほどで止まってしまうものですが,これを「ナットのねじ切りが悪い」と判断し,そのままレンチで無理にねじ込まないでください。ナットとボルトの両方のネジ山を壊していってしまいます。

ボルトはあくまでも最低でも3回転は手で回してねじ込んでいくべきで,それ以前に止まってしまったとしたら,ネジの不良を疑う前に,ちゃんとボルトとナットとが直角に位置しているかどうかを確認してください。

なおこのとき絶対にボルトを強く押し付けながらねじ込もうとしないでください。ボルトがバンドのナットを押してしまい,せっかく合わせたナットの角度が狂ってしまって正しくねじ込めなくなります。
ボルトは軽く回して,ボルト先端が素直にナットのネジ山を拾うように心掛けてください。工具を使うのは最後にしっかりと締め込むときのみです。